中用量ピルの副作用は?吐き気や不正出血への対処法


中用量ピルには、吐き気や頭痛などの副作用があります。

副作用は必ず出るものではなく、発現率は0.1〜5%程度。

薬を使って症状を落ち着けることもできるため、過度に怖がる必要はありません。

▼中用量ピルの副作用

症状吐き気
頭痛
胃の不快感
むくみなど
発現率
詳細
0.1〜5%ほど
※症状により異なる
期間
詳細
飲み始め〜1週間の
期間に発現しやすい
対処法
詳細
寝る前にピルを服用する
吐き気止めを飲む
頭痛薬を飲むなど

※この記事はPRを含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報、プラノバール添付文書を基に作成しています。

中用量ピル(生理日移動ピル)の副作用と確率

中用量ピルの副作用は、症状によって発現率が異なります。

よくある症状は「吐き気」で、発現率は4.96%(100人のうち約5人)です。

▼中用量ピルの副作用と発現率

副作用発現率
吐き気4.96%
頭痛0.45%
むくみ0.15%
血栓症0.1~0.2%

なお、中用量ピルの飲み始めに起こりやすい症状「血栓症」は、注意したい副作用の1つです。

血栓症とは、手足や心臓などの血管に血のかたまりが詰まることですよ。

中用量ピルで血栓症が起こる確率は0.2%未満

中用量ピルで血栓症になる確率は、0.1〜0.2%未満です。

血栓症は発現率が低いですが、放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因となることも。

取り返しのつかない事態を防ぐためにも、初期症状に気づいたら、すぐに病院を受診しましょう。

▼血栓症の初期症状

  • 激しい頭痛やめまい
  • ふくらはぎの痛みや手足のしびれ
  • 鋭い胸の痛みや息切れ
  • 目のかすみやしゃべりにくさ

なお、血栓症が起こるのは、中用量ピルに「血を固めやすくする成分」が含まれているためです。

血液が固まらないよう、こまめな水分補給や適度な運動を行うと、血栓症は予防できます。

初期症状の段階で病院を受診し対処すれば、血栓症が原因の脳梗塞や心筋梗塞を防げます。

中用量ピル服用で副作用ない人もいる

中用量ピルを服用しても、全く副作用が出ない人もいます。

副作用の現れ方は個人差が大きく、症状や発現のタイミングも人それぞれです。

中用量ピルの副作用はいつからいつまで?

吐き気・頭痛などの症状は、中用量ピルの飲み始めに現れることが多いです。

ピルの服用を1週間ほど続けると、身体がピルに慣れて、症状は徐々に落ち着きます。

1週間経ってもつらい副作用が続く場合は、ピル処方を受けたクリニックに相談しましょう。

中用量ピル|辛い副作用への対処法

中用量ピルの副作用は、服用の時間を工夫したり、薬を使ったりすることで対処できます。

副作用を抑える中用量ピルの飲み方

中用量ピルを就寝前に服用すると、吐き気や頭痛などの副作用に悩まされにくくなります。

ピルなどの内服薬は、服用後2〜3時間のタイミングが副作用のピーク。

寝る前に中用量ピルを服用すれば、症状のピークが睡眠と被るため、副作用が気になりにくくなるのです。

▶生理移動ピルの飲み方を見る

中容量ピルと吐き気止め・頭痛薬を併用

中容量ピルの副作用がつらいときは、吐き気止めや頭痛薬を併用できます。

吐き気止め・頭痛薬は薬局で購入できますが、病院でピルと一緒に処方してもらうことも可能です。

なお「アセトアミノフェン」という成分が入った頭痛薬は、ピルとの飲み合わせが悪いため、服用を避けましょう。

ピルと併用できる
頭痛薬
ロキソニンシリーズ
イブA
アダムA
リングルアイビー
バファリンA
ピルと併用できる
吐き気止め
アネロン
トラベルミン

▶オンラインで薬を購入できるクリニック

中用量ピル服用中の不正出血は医師に相談

生理移動が目的のピル服用中に、不正出血が起こった場合には、医師に相談しましょう。

少量かつ短期間の出血であれば問題ありませんが、多量・長期間の不正出血があると、月経移動が難しくなる場合も。

月経移動ができない場合はピルの服用を中止する必要がありますが、自己判断は難しいため、医師に判断を任せるのがおすすめです。

ピルを飲み忘れると不正出血のリスクが高まるので、目につく場所に置くなど、飲み忘れ対策を行いましょう。

中用量ピル(月経移動ピル)の副作用に関連するQ&A

Q.中用量ピルは40代になると服用できないの?

一部のクリニックでは、40代以降の方の中用量ピルの処方を受け付けていません。

処方が難しいのは、40代以降になると血栓症の発症リスクが高まるためです。

処方の可否はクリニックによって異なるため、服用を希望する場合は、近くの産婦人科に問い合わせましょう。

Q.中用量ピル(プラノバール)を飲むと太る?対策は?

中用量ピル(プラノバール)を服用すると、副作用の「むくみ」で一時的に体重が増えることがあります。

むくみは中用量ピル(プラノバール)の服用をやめると落ち着き、体重ももとに戻るため、過度な心配は不要です。

なお、中用量ピル服用中のむくみは、食生活に気をつけたり薬を使ったりすることで、緩和できます。

▼むくみ対策

  • カリウムを積極的に摂る
  • リンパマッサージをする
  • 適度な運動を習慣にする
  • 塩分を控える
  • むくみ緩和薬を飲む

むくみを緩和する薬は、ピルと一緒に処方を受けられます。

処方を希望する場合は、診察の際に医師へ伝えましょう。

カリウムは、ほうれん草・バナナ・アボカドなどの食材に含まれますよ。

Q.中用量ピル服用後の肌荒れは、いつまで続く?

中用量ピルの服用が原因で起こった肌荒れは、ピルの服用を中止すると落ち着きます。

肌が荒れるのは、ピルの作用でホルモンバランスが乱れることがあるためです。

中用量ピルの服用中に、肌が荒れる確率は約0.15%と非常に低めですよ。

Q.中用量ピルの副作用、吐き気はいつ起こる?知恵袋に回答はある?

中用量ピルの副作用である吐き気は、ピル服用後2〜3時間のタイミングで感じることが多いです。

吐き気が続く期間は人によって異なり、2〜3日で落ち着くこともあれば、1週間ほど続く人もいます。

Yahoo!知恵袋にも、ピル服用中の吐き気に悩む方の投稿や回答が寄せられていますよ。

Q. イライラや発熱は、中用量ピルの副作用が原因?

中用量ピルを服用するとホルモンバランスが変化し、一時的にイライラしたり、発熱したりすることがあります。

ただし、発熱は中用量ピル以外が原因で起こっている可能性もあるため、様子を見ることが大切です。

2〜3日経っても熱が下がらない場合や咳・鼻水などの症状もある場合は、近くの病院を受診しましょう。

Q. 中用量ピルと低用量ピルの違いは?副作用が少ないのはどっち?

中用量ピルと低用量ピルでは、使用する目的・発現しやすい副作用の症状が違います。

月経移動/月経困難症の治療などに使用する「中用量ピル」は、血栓症のリスクが0.1〜0.2%未満とやや高め。

一方で、避妊/月経困難症の治療を目的に使う「低用量ピル」は、不正出血を起こしやすいことが特徴です。

▼ 中用量ピルと低用量ピルの違い

種類中用量ピル低用量ピル
効果月経移動
月経困難症の
治療
避妊
月経困難症の
治療
血栓症
の確率
0.1~
0.2%
0.03~
0.09%
その他
副作用
不正出血:
0.30%
吐き気:4.96%
頭痛:0.45%
不正出血:
約14%
吐き気:5%
頭痛:4.59%

▼未承認医薬品等異なる目的での使用
中用量ピル(プラノバール)は、医薬品医療機器等法において、月経移動の効果の承認を受けていません。
▼入手経路等
国内医薬品販売代理店経由
▼国内の承認医薬品等の有無
掲載したピルと同一成分で月経移動の効果を有する他の国内承認医薬品等はありません。
▼諸外国における安全性等に係る情報
悪心、頭痛、吐き気 、不正出血 、乳房の張り等のリスクがあります。
▼医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。